私『トイレ行きたい。コンビニ寄って』父「嫌いだからイヤ」 → 私『もう限界!お願いだから停めて!』父「(遠距離の)病院ならいいぞ^^」私『』 → 結果・・

Posted On By giap

何年も前の彼岸のこと、当時20代半ばで両親と墓参りに行った。
雨の冷える日で車も大渋滞していた。
トイレには予め行っておいたがまた催してきてしまい、
運転していた父にトイレに寄るように催促するがまったく寄ろうとしない。

「そこのコンビニ前に停めて」→父「俺はコンビニ嫌いだ」
「そこ曲がれば駅ロータリーだから駅トイレ行くから」
→「あの角電柱出てるからヤダ」
そうこうしてる間にどんどんコンビニもない住宅街に入っていく。
向かってる墓地にもトイレはなかったはず。
焦って「ほんとにピンチだ!」「大げさじゃなく漏れる!」
と騒ぐが全く他人事の父は余裕の表情のまま
「病院なら車寄せがあるから病院行こう」といい出す。
言い出したところから病院までも距離があったので青くなった。

なんとか耐えてやっと病院の車寄せに乗り付けて降りたら
休日なので正面玄関は閉まっていた。
「裏口に回るしかない!!」と猛ダッシュ。
人がいたら押し退けていたことだろう。鬼の形相で走る。

裏の通用口にはステーションワゴンのような
大きな車が停まっていたが気にせず通過。
通用口に飛び込むと小さい子を抱いた夫婦がぎょっとした目で
こちらを見ていたがそれも構わず通過。
トイレを発見して飛び込み間一髪間に合って用を足した。
すんでのところで間に合った喜びと安心感に思わず
ペーパーホルダーに描かれた蛇と杖の(医術の)マークに手を合わせて拝んでしまった。

出てくるとさっきの親子連れがいたところは霊安室で
自分が鬼の形相で飛び込んだその時は
遺族がなきがらと病院を去るところだったと気がついた。

父には一人娘で可愛がられてたと思ったのに
トイレにも寄ってもらえない存在だったのかと思ってへこんだ。

この後到着した墓地で今度は母が「トイレ行きたい」と言い出し
そこは完全にコンビニも病院も遠い住宅地なので
「早く(次に行く予定の親戚宅に)行こう」と母が急かすと
父はわざとゆっくり歩いて車に近寄るのを焦らして笑っていた。
60近い母のがトイレ我慢しずらいだろうに。

子供のころは山道で車酔いしても
「もっと景色がいいところまで行く」
と言ってなかなか停車しないし
花粉の多い日に「窓閉めて」と言うと半分しか閉めず
「全部閉じてくれないと意味ない」と言うとまた全開にしたり、
毒親というか軽いサイコパスにすら思える。

それ以来懲りたのでもう父の運転する車には乗らないことにしてる。

「愛のコメント」

お父さんは間違いなくSですね。乗らない方がいい。

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