
高校生だった時の話。私、友人Yと2人でKの家によく遊びに行ってた。
その頃はこの2人でKの家に泊まったり、放課後ゆっくりおしゃべりしたり、
試験勉強したり・・いつも3人で行動してた。
姉妹みたいな関係で、とっても仲がよかった。
ある日、いつものようにKの家に遊びに行った。その少し前から、
いつも笑顔で明るいYが何か元気なくて、でも本人は何も話してはくれない。
もしかしてとても重大な悩みなんだろうか・・とKと2人で心配してた。
「悩みごとでもあるの?もし話せる時が来たらいつでも話して」
「ひとりで悩まなくても良いからね」
と言うとYが泣き始めた。
すると突然、K父親が登場。私とKはもちろんびっくり。
Kの父親がYの隣りに座り
「ごめんな、K。〇〇(私)さん。私達、付き合っているんだ・・」
はじめは場を和ませる冗談か、と思ったけど雰囲気がマジ。
話しによるとどうやら約1年前の冬、Kがインフルエンザで寝込んでいた時に
Yがプリントを毎日届けていて(KとYは近所)その時YとK父親が話すようになり
連絡先を交換。いつの間にか関係が・・ということらしい。
号泣するY、覚悟を決めたK父親、泣きながら混乱するK、どうすればいいか分からない私・・・
卒業後、YとK父親は婚約。Kは行方知れず・・。
「愛のコメント」
世の中いろいろな事があるものですね。