
私が中学生の時引っ越しした
ある日、2階の自室でくつろいでいると
うちの庭でガーデニングをしている赤の他人がいたので驚いて母に報告した
「あの人お向かいさんで、
『お宅が引っ越してくる前から空き地だったここでガーデニングをしてたから』
って言って塀を乗り越えてやって来るのよ」と
お向かいさんは何かの宗教を奉じているらしくたまに太鼓の音がデンデン聞こえてくる
(手首をひねって鳴らすでんでん太鼓ではなく、うちわみたいなのを叩くタイプの太鼓)
塀を乗り越えて他人の敷地内でガーデニングをするお向かいさんと
それを許容するうちの親の神経がわからん
私が他家へ嫁ぎあれから30年たっても
たまに帰省すると相変わらず塀を乗り越えて庭に侵入してガーデニングをしている
しかも実家とお向かいさんとは普段なんの交流もない
自治会が違うから回覧板も回す仲ではないし、盆暮れの挨拶も一切ない
勝手に塀を乗り越えてうちの庭でガーデニングをして楽しんでるだけ
「愛のコメント」
何とも奇妙な関係ですね。